【黒のメカニック】
ほんとに作れるのかな?ちょっと不安がありながら起床した今日。思い入れのあるPYに出勤して、従業員の子と話してみた。もし私が会社を立ち上げる、黒のメカニックを作ったら入りたいか?と聞いてみることにした。ギャングに所属している子、半グレとして生きている子、数人が「入りたい。不二子さんのお店なら入りたい」そう言ってくれたのが本当に嬉しかった…。
この時はまだ、こうなることは想像もしていなかった。この時の社長とも会話を思い出す。『こうみるとPY良くなってきたな。』
社長は悔しいだろうな。山本龍也の意志を受け継ぎ今までやってきた。私も龍也に拾われてPYでメカニックを学ばせてもらった。山本龍也の意志をここで終わらせたくはない。
ここまで来たらちゃんと市長や街の人に話をつけて作らなきゃ、そういう責任も生まれた。
警察の方にも自分がどういうお店作るかっていうのを話してみたけど意外と好感触。
そして親友であるジョアンナにも自分のしたいことを話すことが出来た。私がメカニックの職に就くと決めたときからいろんな悩みを聞いてくれていた親友からの「不二子らしい。かっこいいね」という言葉がすごく嬉しかった。さらには「白でも黒でもメカニックは必要。何かあったら2人で組もうね、何かなくても2人で組もうね。」こんな心強い言葉をかけてくれた。自分一人で何かわからない不安と戦っていたから見方がいるんだって思ったら少し体が軽くなった気がしたわね。やっぱりジョアンナにはかなわないな…。頑張らなきゃね。
自分が作ろうとしているものは、白市民からすると敬遠されるものかもしれないけど誰かのためになるかもしれない。それが私の正義になるのかも…。頑張りたい。
色んな葛藤はあるが自身の気持ちは固まりつつある。
今日はもう寝ようかな。
またいらっしゃい💋
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